子供が勉強をやる気になる習慣 ステップ 14 物事を教えるために親がいる

子供に物事を教えるのは他人ではなくて親

自然界でもライオンの親は子供に狩りを教えます。

親は子供により良く生きていくための方法を教えます。

生きていくうえで、

子供が生きていくための手段は、

親が教えるのは当然のことです。

スプーン、

フォーク、

箸の使い方を

子供に教えるのと同じで、

勉強も親が教えるべきものなのです。

しかし、

なぜか勉強に関しては他人任せの親ばかりです。

箸の使い方は自信がなくても教えているのに、

どうして勉強となると教えられなくなるのでしょうか?

それは多くの親に共通することなのですが、

教える自信がないということではなく、

勉強に自信がないのです。

つまり、

自分ができないと思っているから、

教えられないのです。

親も勉強しよう

日本は中学までは義務教育です。

中学までの学力を持っているのは国民の義務なのです。

つまりこういうことです。

中学までの勉強なら親が教えることができなければならない、

ということです。

忘れていて、

教える自信がないのであれば自分も勉強して、

子供の勉強をみてあげられるところは、

親がみてあげなければなりません。

多くの親は自分が子供の時にしたかったり、

できなかったことを子供にやらせようとします。

それならば子供が脇道にそれないように、

自分の経験を生かして教えたり、

指導したりしなければなりません。

子供は親の姿を見て成長します。

普段の親の何気ない行動でもすべて子供は吸収します。

親がゴロゴロしてテレビばかりを観ていたら、

子供もゴロゴロしてテレビを観ます。

勉強を教えることを拒否したら、

子供も大きくなった時に勉強を教えることを拒否します。

普段の生活を意識的に改善していけば、

自然に子供を良い方向に導くことができるようになります。

ちょっとした心掛けが大切です。

勉強の目的はご褒美ではない

親が勉強していれば子供も勉強するようになりますし、

やるべきことをやっている大人の言うことは聞くのです。

叱ってやらせるか話し合ってやらせるかは、

ご家庭の方針もありますが、

テストで100点取ったら、

欲しいゲームやおもちゃを買ってあげるとか、

成績が上がったら携帯を持たせてあげるとか、

餌で釣ることは絶対にしないようにしましょう。

褒めてあげたり、

お祝いをしてあげたりするのは、

大いにやるべきです。

しかし、

子供の勉強の目的が、

ご褒美にならないようにしましょう。

テストで100点取れたら、

ゲームを買ってあげたりすることが日常化してしまうと、

ご褒美がなければ勉強しなくなります。

最後にはご褒美があっても勉強しなくなります。

子供を勉強に駆り立てる本来の要因は、

知的好奇心・探求心です。

そのことを忘れないようにしましょう。