子供が勉強をやる気になる習慣 ステップ 18 家での時間割をつくる

子供の勉強が続かない理由として、

人はネガティブ思考に陥りやすいから、

成功体験が無いからという話をしてきました。

もう一つの理由として、

家での時間割を作っていないから、

勉強が続かないという理由があります。

勉強を続けていると襲ってくる感情

ネガティブ思考になったり、

成功体験が無かったりする。

この2つが子供の勉強が続かない理由、

という話をしてきました。

ネガティブ思考になると、

始めはあった勉強のヤル気が下がってくるし、

成功体験が無いと

「自分は成功できるんだ」

という確信が持てないため、

自分にはできないと思ってしまい、

自信が無くなるのです。

そのため、

考えをポジティブ思考にし、

そして成功体験を積み重ねることによって、

ヤル気をあげ、

自信をつけ、

勉強を続ける力になるという話をしました。

しかし、

それでもある感情が人を邪魔しに来ます。

その邪魔する感情とは

「後回しにしよう」、

「先延ばしにしよう」という感情です。

簡単に言うとサボりたくなるわけです。

計画表を作って貼る!

サボりたいという感情を、

ポジティブ思考で対処することもできます。

しかし、

それよりも効果的な方法があります。

それは、

視覚から訴えかけるということです。

サボりたいという感情は誰にでも必ず出てきます。

そこで、

サボりたいと思っても、

そのサボりたいという感情と、

戦うきっかけを作ってしまえばいいのです。

それが時間割なのです。

時間割を作ったら、

絶対に、

目に見える所に貼ってください。

そうすれば、

人間はサボりたいと思っても、

時間割をみて、

サボりたいという気持ちと戦うことができます。

時間割とは面白いもので、

学校には必ずありますが家にはありません。

学校ではこの時間割通りに授業が進んでいきますし、

その時間割に逆らった行動を取ろう、

などという人間は誰もいません。

しかし、

家に帰ると時間割(行動計画表)

がないためにただなんとなく過ごしてしまいます。

ただなんとなくテレビを観て、

ただなんとなくご飯を食べて、

ただなんとなく宿題をしたりするのです。

このように、

ただなんとなく過ごしているのでは、

目標地点に全く近づくことができません。

時間割(行動計画表)を作ることによって、

計画的に目標に近づくことができるようになるのです。

時間割はただ作ればいいというわけではない

時間割はただ作れば良いというわけではありません。

重要なポイントとしては、

短期計画と中期計画の2つを作るということです。

短期計画は1日で子供ができることを、

親も一緒になって考えます。

中期計画は3か月~6か月くらいの計画を立てます。

中期計画も親と一緒に考えます。

計画には、目的、目標、時間の3つは入れましょう。

例えば、中期計画なら

・目的⇒全ての教科で80点以上とる

・目標⇒問題集を3回解く

・時間⇒3か月間

というようにします。

このようにすれば、

時間割を作ることができます。

くり返しになりますが、

ここで大切な事は計画表を作るのではなく、

作った計画表を壁に貼ることです。

作っただけで満足してしまって、

机にしまってしまったのでは全く意味がありません。

時間割が常に視界に入るということが重要なのです。

是非壁に貼って、

毎日見てください。

視界に入るだけで、

サボろうという気持ちがなくなっていくはずです。