幸せになるための心の構造 3 幸せな決断とは

2つの決断

「決断」には2種類があります。

何だと思いますか?

それは、

「いい決断」と「悪い決断」です。

「いい決断」には「いい結果」がついてきます。

「悪い決断」には「悪い結果」がついてきます。

考えなくても当然のことですよね。

「いい決断」のみで生きていければ最高なんですが、

世界はそう簡単にできてはいません。

そんな夢のような話はありえないですし、

もしそんなことが現実になってしまったら、

つまらない人生になってしまうでしょう。

人生は山あり谷ありだからこそ面白いし、

充実するのです。

主人公がずっと幸せなままの映画や漫画は面白くありませんし、

ヒットしません。

それと同じことです。

良いことがあれば悪いことも起きます。

悪いことがあっても良いことが起きます。

世界はこうした不思議なバランスで成り立っているのです。

何事もバランスが基本なんです。

決断を習慣化する

悪いことが起きてもそれをどうとらえるのか、

どう対処するのかを自分で考え、

その後の行動を自らが決断することによって展開が変わってくるのです。

つまり、

自ら考え、「決断」し続ける習慣をつけることが大切になります。

始めは違和感を感じるかもしれませんが、

習慣化してしまえばそれが自然な行動になります。

日常の生活の簡単な例をあげると、

「何飲む?」 → 「何でもいい」

「どこ行く?」 → 「どこでもいい」

これでは自分で何も決断していません。

流されまくっています。

そうではなく、

「何飲む?」 → 「コーヒーがいいな」

「どこ行く?」 → 「映画観に行きたい」

このようなほんの些細なことから始めればいいんです。

いきなり大きな決断をしようとしても大抵うまくいきません。

少しずつ経験を積み重ねることが大事です。

ほんの些細なことでも決断です。

流れに身を任せてしまう癖を取り除きましょう。

流れに身を任せすぎると、

いつの間にか自分の望んではいない方向に流れついてしまうことになりますよ。

そうなってからでは取り返しがつかなくなります。

「決断しない」を選ぶと

それでは、

「決断しない」ことを選んでしまうと、

何が待っているでしょうか?

その通りです。

下に落ちていくのみです。

下に下に落ちていくのです。

そして最後には命を落としてしまいます。

命を落とすというのは言い過ぎですけれども、

自分の理想とする生き方にはならないのは確実です。

まずは、

ここまでをぼんやりといいので理解していただければ助かります。

では、

どうやって人生を良い方向に持っていくのか?

その方法はまた後ほど。

少し長くなりそうなので、

段階を踏みながらお話していきたいと思います。