子供が勉強をやる気になる習慣 ステップ 8 受験しよう

中学受験をしよう

中学受験はご家庭の都合や住んでいる場所にもよりますが、

できるならば中高一貫の進学校に進学した方がいいと思います。

もちろん公立の中学・高校からでは、

一流大学を目指せないということは決してないですが、

中高一貫教育の進学校には大きなメリットがあります。

進学校は試験に合格しなければ入れないのは皆同じです。

つまり、

それなりのレベルの子供たちが、

同級生になり周りにいることになります。

勉強に限ったことではありません。

周囲の影響というのは大きく、

いい意味でまわりに流されて自然に学力が上がるのです。

逆に勉強が好きだった子供が、

周りが全く勉強しないという環境に置かれると、

徐々に勉強しなくなります。

その結果周りと同じような学力にまで落ちてしまいます。

まわりが皆勉強する環境にいるからといっても、

もちろん何も勉強しなければ学力は上がりません。

しかし、

まわりが毎日勉強をするのが当たり前という環境にいれば、

自然とそういう考えになっていきます。

中高一貫教育のさらなるメリット

中高一貫であれば高校受験から開放されます。

高校受験というのは、

大きな時間をかける割に得るものは少ないのです。

避けられるものなら避けたほうがいいです。

進学校の多くが中高一貫なのもこのためです。

高校の受験勉強というのは、

試験に合格するためだけにあるものなので、

はっきり言って必要ありません。

学力を伸ばすために必要な時間を、

受験勉強が奪い去っているといっても過言ではありません。

中学校の授業内容は、

小学校教育からいきなりレベルアップします。

中学生はこの時期に、

レベルアップした授業内容をしっかり理解しなければなりません。

その時期に受験勉強というものに労力を費やすのは、

あまりお勧めできることではありません。

大学までエスカレーターという学校よりも

また大学までエスカレーター式に行ける付属小学校、

中学校もあまりいい選択ではないように思います。

どうしても行きたい大学や学部などがなければ、

よほどのことがない限り、

それなりの大学にそのまま進めてしまう訳なので、

子供は安心してしまい、

そこで成長を止めてしまいます。

本来は東大などの、

一流大学をも狙える可能性を持っている子供が、

そこそこの私立大学に甘んじてしまう、

という結果になってしまいます。

もちろん東大、

京大のような大学は、

受験すれば誰でも合格できるというものでもないので、

安心と可能性のどちらを取るかは、

本人と家庭の判断によるところが大きいと思います。

しかし、

子供に少しでも挑戦したいという気持ちがあるのであれば、

それに気づいて、

十分なバックアップをするのが親の役目ではないでしょうか?

いくら可能性が低くても、

0%ということは決してないのですから。