子供が勉強をやる気になる習慣 ステップ 7 中学受験がなくても受験勉強する

小学校3年生までは宿題だけでいい

小学校3年生まではそれほど勉強をさせるべきではありません。

それよりも、

前の記事で書いたように本を読んだり、

自然に触れたりすることのほうが大事です。

あとは学校の宿題をやっていればいいと思います。

塾などに行く必要もないのではないでしょうか。

しかし、

4年生になると学力の差が出てきますので、

学校の授業の予習復習はしっかりするようにして、

分からないところは分からないままにしないで、

進められるところはどんどん進めましょう。

そして5年生になったら本格的に勉強を始める必要があります。

受験勉強を始めよう

子供の進学は家庭のご都合もあるので、

実際に受験するかどうかは家庭によって違いがあると思いますが、

受験勉強は始めるべるきです。

なぜなら、

小学校と中学校の学習内容に大きな開きがあるからです。

その差を埋めるには、

中学受験の勉強が最適です。

勉強方法は市販の参考書や問題集で十分ですが、

移り変わりが激しいという面もあるので、

塾に通っている友達の参考書などを見せてもらい、

勉強するのもいいと思います。

漫画で解説してある参考書ははダメ!

漫画で説明しているものは避けてください。

子供が漫画になっていないと読めないというのは、

それ自体が問題です。

そして厳しい言い方かもしれませんが、

漫画で書かれてある参考書を子供に与えるというのは

「漫画になっていれば興味を示すだろう」

という親の考え方に問題があります。

勉強をしようという気がなければ、

文字だけであろうが漫画であろうが、

読まないものは読みません。

もしお子さんが漫画しか読めないというのであれば、

今からでも遅くありませんので、

読書をさせてください。

HOW TO 本、

裏技本なものなど、

試験で点数を取るためだけの方法が書かれてある本では、

本当の意味での学力はつきません。

そういった種類の本は避けてください。

それらの点数をとるためだけの本はぬり絵と一緒なんです。

塗り絵ならそれなりに塗れるかもしれませんが、

絵が上手に描けるようになるわけではないのです。

絵の上手な子だったら塗り絵だって上手に塗れるのです。

つまり、

テクニックや裏技はきちんと勉強している子供なら、

自ずと身につくものですし、

いくら点数の取り方を覚えても、

理解していない子供は、

それをどうやって使うか分からないようになっているのです。

受験しなくても模擬試験をする

小学校5年生になったら模擬試験を受けさせましょう。

受験をする場合には場の雰囲気や、

試験の流れに慣れておくことができますし、

受験をしなくても学力を知る目安になります。

皆さん試験を受けたことがあるのでわかると思いますが、

試験の時の集中力は、

普段の勉強とは比べものになりません。

このように模試から学ぶことは多いのです。

家に帰ったら必ず自己採点をしましょう。

復習すれば同じ間違いを繰り返すことはなくなるはずです。

普段の生活でも同じことがいえますが、

失敗から学ぶことはすごく多いのです。

模試に限ったことではないですが、

テストは受けっぱなしで終わりにしてはいけません。

必ず答案を見直し、

どこをどうすればよかったのか復習をすることが大事です。