幸せになるための心の構造 2 決断しないと・・・

ストレスを感じたら放っておかない

自分のなかで問題が起こっても、

嫌な感情が沸いてきても、

そこで決断して自ら解決しようとしないということは

「問題を完全に無視している」

ということです。

ここまでは前回お話しました。

つまり、

起こった出来事のせいでストレスを感じているというのに、

それを何とかしようとしないで放っておくということです。

問題を放っておいて何もしないでいると、

不安と恐怖のせいでさらにストレスが大きくなってしまいます。

そういう時は、

時間が経てば経つほど悪い考えしか思い浮かばなくなります・・・

何もやる気が起きなくなって、

ただボーっとして何も行動せずに、

自分と環境を否定する考えが頭を支配してしまいます。

ストレスを放っておくとネガティブな感情に侵される

「俺は何をやってもダメなんだー」

「わたしには、悪いことしか起こらない」

「私は悪くない! 社会のせいだ!」

「アイツさえちゃんとしてくれたら」

「いい人材さえいれば・・・」

このような、

とどまることを知らない、

自己否定プラス周りの環境否定のオンパレードになってしまいます。

誰にでもよくある事なんですが、

人はついつい悪い方に考えが傾きがちになります。

「周りはみんな幸せそうなのに、自分だけが辛い思いをしている・・・」

「どんなに頑張ってもこのままなんじゃないか?」

と、

考えがどんどん悪い方向にいってしまいます。

下に落ちてしまいます。

何もしないという恐怖を知ろう

でも安心してください。

人生のベクトルがどんどん良い方向に向かっていく方法があります。

その方法と仕組みは順を追って話していきます。

順を追って進んでいくことで自分のものになります。

今はもう少しこの話にお付き合いください。

ここを知っておくと、後々の理解度の深さが違うものになります。

「自分が何もしなくても何とかなるだろう。」

とか

「誰かがやってくれるだろう。」

という考えは時には望む方向に物事が進む場合もありますが、

ほぼ例外なく悪い方向に進んでいきます。

「あいつに任せるんじゃなかった!」

「俺だったらこうしてたのに!」

「何でこんなことしなきゃならないの?」

などなど、

一瞬で何個もの

「人任せにした結果」

を思い出すことができます。

極端なたとえ話にしてみると、

遠くから大波がやってきます。

ここまで到達することは確実です。

そこで決断しないということは、

その場所に何もしないで突っ立っているということです。

逃げれば助かりますし、

余裕があれば周りの人も助けることができます。

しかし、

何もしないでいると波にさらわれます。

命を落としてしまいます。

精神も同じで、

大波が来ているのに何もしないでいると、

波にさらわれて命を落としてしまいます。

何もしないと精神まで侵されてしまう

問題に対して何もしないで放っておくと鬱になります。

精神に病気を抱えてしまいます。

さらに不安と恐怖のせいで下に落ちていきます。

そのため自由に決断できるのにもかかわらず決断しなくなります。

鬱などそういった精神の状態になるのは、

問題が起こっても決断せずに何もしないで、

流れに身を任せたままにしているからという要因が大きいようです。

つまり、

その状態に陥らないためにも、

その状態から抜け出すためにも

「決断する」

ということが非常に大切になります。

では、どういう決断をすればいいと思いますか?

その話はまた次回。