幸せになるための心の構造 4 「3種類」の時間の使い方

どんな時間の使い方があるのか

時間の使い方というと、

どんな使い方があると思いますか?

「充実した時間」
「無駄に過ごしてしまった時間」
「考える時間」
「ボーっとする時間」

少し考えただけでドンドンでてきます。

他には、

「寝る時間」
「食べる時間」
「仕事の時間」
「遊びの時間」

時間の使い方と概念は人それぞれで、

人の数だけ存在します。

しかし、

全員に共通する時間の使い方というものは、

あまり知られていません。

共通する時間の使い方とは

全員がこの共通の時間の使い方を、

無意識のうちにしているのに、

ほとんどの人がこの時間の使い方をしているという、

自覚がありません。

この共通する時間の使い方を知らないせいで、

不安になったり、

何かに怯えたり、

怖がったり、

後悔続きの人生になったりしているんです。

逆にこの時間の使い方さえ理解していれば、

そして、

それを基本にして生きられるのなら、

充実した幸せな人生を過ごすことができるはずです。

では、

全員に共通する時間の使い方とは何でしょうか?

それは、

「現在」に対して使っている時間

「過去」に対して使っている時間

「未来」に対して使っている時間

この3つの使い方です。

私達はもれなく時間をこの3つに使っています。

普段どの種類の時間を使っているか

例えば、お風呂に入った時のことを思い出してみましょう。

その時何を考えていますか?

「よし、まずはシャワーを出すぞ!

メイク落とすぞ!

シャンプーするぞ!

顔を洗うぞ!

体を洗うぞ!

よし!

湯船に入ってあったまるぞーっ!」

なんて、

その時その時の行動の全てを一生懸命考えていますか?

だいたいはこんな感じじゃないですか?

「あー、きょうも疲れたー!(シャーッ)

昨日はトラブル続きで大変だったけど、(フー)、

今日の仕事は順調だったなぁ(ワシャワシャ)、

明日も上手くいくといいなぁ・・・(ゴシゴシ)。

あっ!調べなきゃならないことあったんだっけ!(ざっぷーん) 。

今日も寝れないかもなぁ・・・(カッコーン!)」

こんな感じでみんな現在のことよりも、

過去や未来のことについて多くを考えていますよね?

私達が生きているのは今現在なのに、

多くの人が過去や未来に生きているかのように、

過去と未来の時間を過ごしています。

極端な例をあげると、

精神的に病んでいる人の多くがこのように、

過去と未来に自分の時間を費やしてるんです。

逆に今を一生懸命楽しんで生きている人に、

精神的に病んでいる人はいません。

現在の時間を使うことを意識して生活してみましょう!

コントロール可能なのは今現在の時間だけ

決断ができる唯一の時間は現在だけなんです。

では、

なぜ現在でだけ決断できるのかについて、

もう少し掘り下げてみたいと思います。

現在というか、

今この瞬間だけなんです。

完全に、100%

自分で自分のことをコントロールすることができる時間は。

歩こうと思えば歩けます。

声を出そうと思えば出せます。

やろうと思ったことが自由にできます。

さらに自分の

経験、

知識、

記憶、

思考、

感情、

視覚、

嗅覚、

聴覚、

味覚、

触覚、

など自分が持っている全てを使うことができます。

全てを余すことなく使い切って、

決断できる時間は現在しかないんです。

そういった物を使って決断、

そして、行動するから現状を変えることができるし、

それによって自分も成長できるんです。

過去の自分は何パーセントコントロール可能ですか?

未来の自分は何パーセントコントロールできますか?

その通りです!

共に 0% です。

過去の自分をコントロールできないのは、

誰もがわかっていますし、

未来もその時にならなければコントロールできません。

時間の使い方を現在にフォーカスするために、

この意識の仕方は大切だと思います。

難しく考える必要はないと思いますので、

「ぼんやりとした感覚」程度で覚えておいてください。

次回はこの3種類の時間の使い方と、

決断についてお話ししたいと思います。

何の関係もないような「時間の使い方」と、

「決断」が実はしっかりとつながっています。

おたのしみに。